Lens Distortionの効果・使い方 Adobe Premiere Pro動画エフェクト

掲載・更新日 2024/04/08

動画の色情報をすべて反転する動画編集ソフトAdobe Premiere Proの動画エフェクト『Lens Distortion』（レンズディストーション）の効果と使い方を解説します。

この記事の目次

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この記事を書いた人：内村航

株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師（日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等）。著書：暮らしvlogのはじめ方（朝日新聞出版）、iMovieのマニュアル本（工学社 I・O BOOKS)。

Lens Distortionは、動画をレンズで通したようなゆがみを加えるエフェクトです。

Lens Distortionは、エフェクトパネルの『ディストーション』フォルダの中にあります。

タイムライン内の動画にLens Distortionをドラッグ＆ドロップしてください。

これでエフェクトコントロールにLens Distortionが表示されます。

Lens Distortionには以下のような項目があります。英語も日本語も直感的には分かりにくい言葉なので、まず各数値を変更してみて、イメージ通りになるよう調整しましょう。

Curvature	曲率。レンズの曲がり具合。
Vertical Decentering	垂直方向の偏心。重心を左右に変更できる。
Horizontal Decentering	水平方向の偏心。重心を上下に変更できる。
Vertical Prism FX	垂直プリズムエフェクト。Vertical Decenteringと似ているが、若干違う効果。
Horizontal Prizm FX	水平プリズムエフェクト。Horizontal Decenteringと似ているが、若干違う効果。

動画にLens Distortion効果を与えると周囲に空白ができる場合があります。そのままだと透明なので、下のトラックの動画が表示されます。もし空白を埋めたい場合は『Fill Alpha』をチェックし、『Fill Color』で好きな色を付けましょう。

Lens Distortionエフェクトは簡単にレンズのゆがみを与えることができます。あまり効果を強くし過ぎると、見づらくなる場合があるので注意しましょう。

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