普段、仕事で一眼レフ、ミラーレスカメラを動画撮影で使っている私が、86機種を調べ上げ、一眼ムービー入門におすすめの一眼レフカメラのジャンルごとのベスト3を選びました。後半はレンズの説明やおすすめを紹介します。
おすすめカメラの紹介の後に、86機種の一覧早見表もあるので参考にしてください。
この記事を書いた人:内村 航
株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師(日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等)。著書:暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版)、iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS)。
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この記事の目次
ジャンル別おすすめの動画撮影用一眼レフカメラ
ここでは4つのジャンル別のおすすめ一眼レフカメラを紹介します。2~3位のカメラや、詳しい動画用一眼レフについての解説はこの次の項目でします。
入門機でコスパが高いデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
ソニー | ミラーレス | α6100 | 58,800円 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 352g | α Eマウント | NP-FW50 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo |
キヤノン | ミラーレス | EOS Kiss M2 | 90,800円 | 2020年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 351g | キヤノンEF-Mマウント | LP-E12 | SD |
ニコン | ミラーレス | Z 30 | 84,602円 | 2022年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 350g | ニコンZマウント | EN-EL25 | SD |
マイク/ヘッドフォン端子有一眼レフカメラ
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
ソニー | ミラーレス | α6600 | 128,498円 | 2019年 | APS-C | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 418g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo |
キヤノン | ミラーレス | EOS R50 | 96,690円 | 2023年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/○ | 329g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD |
ニコン | ミラーレス | Z 5 | 145,699円 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 590g | ニコンZマウント | EN-EL15c | SD |
フルサイズ一眼レフカメラ
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
ソニー | ミラーレス | α7R III | 222,986円 | 2021年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 572g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo |
キヤノン | ミラーレス | EOS R6 | 293,000円 | 2022年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 598g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | SD |
ニコン | ミラーレス | Z 7 | 229,800円 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 675g | ニコンZマウント | EN-EL15b | XQD、CFexpressカードTypeB |
デジタル一眼カメラとは
デジタル一眼カメラとは簡単にいうと、レンズ交換が可能な、高画質の写真や動画を撮ることができるカメラのことです。
以前は一眼レフカメラが主流でしたが、2020年あたりから一眼ミラーレスカメラが主流になりました。特にソニーが早くから一眼ミラーレスカメラに力を入れており、ミラーレスで動画といえばソニーが頭ひとつでている印象があります。
デジタル一眼レフカメラとデジタルミラーレス一眼カメラの違いとは?
簡単にいうとカメラの中に使われている鏡(ミラー)の有り無しです。細かい違いは以下の通り。
種類 | メリット | デメリット |
一眼レフ | ・本体が安い ・交換レンズが豊富 ・イメージセンサーが大きい |
・大きく重いものが多い ・最新の機種が少ない |
ミラーレス一眼 | ・小さく軽いものが多い ・新しい機種が多い |
・本体価格が高い ・交換レンズが少ない |
そして2020年あたりから各メーカーは一眼レフの新作をほぼ出していません。新しい機種はほぼミラーレスになってきています。そのためもし費用を抑えるために一眼レフにする場合は古い機種の在庫や中古品を選びましょう。
デジタル一眼カメラとビデオカメラとのメリット・デメリット比較まとめ
デジタル一眼カメラでの動画撮影はたくさんのメリットがあります。しかし、同時にデメリットもあります。もし、この記事を読んで「ビデオカメラでもいいかな」と思ったら、ビデオカメラの選び方をご覧ください。
以下、一眼とビデオカメラのメリット・デメリットまとめました。簡単にいうと「一眼は高画質で自由度が高いが、費用がかかり操作が難しい」「ビデオカメラは安価で簡単、そこそこキレイ」です。
一眼カメラのメリットとは?
一眼カメラで動画を撮影するメリットは2つあります。
(1)画質がビデオカメラより良い
1つ目は画質が良いことです。一眼レフカメラで撮影した動画は、ビデオカメラよりも圧倒的にキレイです。
ビデオカメラと一眼レフ動画の画質比較
ビデオカメラで撮影した動画を静止画にしたものがこちらです。全体にピントが合いボケが弱く、色が薄いのが分かります。(撮影機材:SONY HDR-CX670)
一眼カメラで撮影した動画 植物
一方、こちらは一眼カメラで撮影したものです。こちらの方が、ボケが強く色もキレイで輪郭もハッキリ描写されています。(撮影機材:CANON EOS 8000D)
ビデオカメラと一眼カメラ比較動画 植物
以下、2つの画像を並べて比較してみました。
比較動画はこちらをご覧ください。
一眼カメラの方が圧倒的に美しい画を表現できています。
(2)レンズ交換ができる
一眼カメラは自由にレンズを交換することができます。
レンズには、遠くのものを映すレンズや、顕微鏡のように小さなものを大きく映すレンズ、魚眼、明るく強いボケを出せるレンズなど色々あります。
レンズを交換することで、より自分のイメージにあった動画を撮ることができるようになります。
一眼カメラのデメリットとは?
一眼カメラで動画を撮影するメリットは以下の通りです。
(1)ビデオカメラより高価
本体5万円から、さらにレンズ数万円、大容量SDカードなどお金がかかります。よくいうレンズをついつい買い集めてしまう『レンズ沼』にはまると大変です。
(2)重い
モデルによりますが本体のみで300g後半~500g程度の重さがあります。女性だとビデオカメラの重さは250g以下がおすすめなので、一眼カメラはかなり重いということになります。
(3)手振れ補正が弱い
基本的には写真撮影用なので、動画撮影時の手振れには強くありません。三脚で固定したり、手持ちの場合はジンバルという手振れを防ぐ外部装置が必要になります。
(4)オートフォーカスが苦手
一眼カメラは動画の撮影時、オートフォーカス機能でピントを合わせるのが苦手です。基本マニュアルでの操作になるので、動きのある対象を撮るのは大変です。オートフォーカスが優秀で動作音が小さいレンズもありますが、比較的良い、という程度なのであまり期待しない方が良いと思います。
(5)操作が難しい
一眼カメラはオートモードなど使えばそこそこキレイに撮影することもできます。しかし、思った通りの動画を撮影するにはやはりマニュアル撮影の練習が必要です。いきなり本番で使うと失敗するので、必ず事前の勉強と練習が必要になります。
(6)長時間の撮影が苦手
一眼カメラでの動画撮影は1本30分までと上限があります。これはEU圏内では撮影時間が30分をこえるとビデオカメラとみなされ、関税が高くなるためです。
また、やはり一眼カメラは基本的には写真撮影用です。あまり長時間撮影をすると、エラーでカメラが停止し、動画データが消えてしまう場合もあります。
もし、「一眼って難しそうだし不安だなぁ」という方は、おすすめのビデオカメラランキングも参考にしてみてください。
【参考】家庭用ビデオカメランキング一眼カメラの選び方3のポイント
さて、一眼カメラの特徴が分かったところで、いよいよ選び方、3つのコツを解説します。
(1)映像素子『APS-C』と『フルサイズ』の選び方
一眼カメラには大きく2種類あります。それは『APS-C』と『フルサイズ』です。
それぞれセンサーサイズの種類のことで、フルサイズの方がAPS-Cより画質が良いセンサーです。
しかし、画質が良いといっても、APS-Cの性能は非常に高く、10万円のAPS-Cと、20万円のフルサイズの違いを見極めるのは非常に困難です。実際、私もAPS-Cを使っていますし、その性能に十分満足しています。とくにこだわりなければ私はまずAPS-Cをおすすめしています。
以下、簡単にそれぞれの特徴をメリット・デメリットをまとめました。
種類 | メリット | デメリット |
APS-C | ・値段が安い ・フルサイズと同等の高画質 ・小さく軽い |
・特になし |
フルサイズ | ・APS-Cより高画質 ・ボケを得やすい ・暗所での高感度撮影に強い |
・値段が高い ・大きく重い |
(2)解像度 4KとフルHDの選び方とは?
解像度とは動画の画面の大きさのことです。よく聞くのが4Kや、フルHD(FHD)です。以下のイメージ図の通り、4Kは動画サイズが3840×2160ピクセルで、フルHDは1920×1080ピクセルです。4KはフルHDの4倍の大きさということになります。解像度が大きいと、その分細かい描写ができキレイな動画になります。
しかし、4Kであればどのカメラも高画質というわけではありません。画質には映像素子の大きさなどが関係してきます。同じ4Kでも高価な機種と、低価格の機種を比べると画質の差がかなりあります。中にはスマホの4K撮影よりも劣るものもあります。
また4K動画は高画質な分、データ容量が多くなります。速度の速いSDカードが必要ですし、編集に使うパソコンもハイスペックなものが求められます。低スペックパソコンでも編集はできますが、作業中カクカクしたり、動作が遅くなったりする可能性があることを知っておきましょう。
さらに4K動画は基本的に4K対応のテレビやモニターがないと、その画質を十分堪能することができません。一般家庭のモニターの多くはまだフルHDである場合が多いので、高画質の4Kをフルで楽しみたい方はモニターの準備も必要です。
フルHDの動画も十分キレイなものが多いので、私はまだまだ4KでなくてもフルHDで十分だと思っています。4Kにこだわらない方は、現状どの機種を選んでもフルHDで撮影がほぼできます。また『4Kカメラ』と表記されていても解像度設定でフルHDを選ぶことができます。
(3)マイク・ヘッドフォン端子の有無について
一眼カメラは基本的には写真を撮るためのものです。最近の機種は動画機能が充実してきましたが、エントリーモデル機種だと外部マイクや音声を確認するためのヘッドフォン端子が付いていません。
音にあまり気を付ける必要がない場合は、音声端子なしでも問題ありません。しかし、ピンマイクやガンマイク、ステレオマイクなどを付けて音を撮りたい場合は、マイク端子ありは最低限必要です。
ヘッドフォン端子付きになると、さらに機種が減り、ハイエンド機になる傾向があります。ヘッドフォン端子なしでも画面上でモニターできる機種もありますが、少し怖いので必要であればヘッドフォン端子付きを選ぶようにしましょう。
その他
価格
一眼カメラはビデオカメラと比べて高価です。ただ最近は入門用のエントリーモデルが多く出ています。安いものだと5万円からあります。安く抑えたい場合は、5万円程度の本体とレンズキット、もしくは社外の1~2万円程度の格安レンズなどを選ぶようにしましょう。
重さ
一眼カメラの重さは本体だけで、ASP-Cモデルが300後半~500g程度、フルサイズモデルが600g後半から1kg超えです。ここにさらにレンズを付けるので、もっと重たくなります。
一眼動画の場合、三脚で撮影することが多いのであまり気になりませんが、手持ちの場合や持ち運びを考えると、重さにも注意が必要です。1kgのカメラを手で持って何分も撮影するのはなかなか大変です。
手振れ補正
手振れ補正機能は動画撮影では重要な機能です。しかし一眼カメラの多くには手振れ補正機能はついていません。大手メーカーでいうと、SONYとPENTAX、一部CANON、Nikonしか採用していません。
一眼の手振れ補正機能には、通常の手振れ補正機能と、さらに強力な5軸手振れ補正機能の2種類があります。当然、5軸の方が高価です。
ただし、これはあくまでおまけのような機能だと思ってください。基本的には三脚で固定しますし、どうしても手持ちの場合はジンバルなどの外部補正装置を使った方が確実です。補正機能付きだと高価で重くなる傾向にあるので、必須の機能ではありません。
液晶モニターの種類
一眼カメラにはモニターがついています。モニターには可動式のバリアングルとチルト液晶という種類があります。どちらを選ぶかは好みですが、どちらにせよ可動式モニターは動画撮影ではかなり役に立つのでおすすめです。
バリアングル液晶とは
角度を自由に変えられる液晶画面のことです。
チルト液晶とは
上下に液晶を開くことができる液晶画面のことです。
デュアルスロット
SDカードなどの記録媒体を2枚挿入することができる機能です。片方のメモリがいっぱいになると、自動で2枚目に記録されるようになったり、撮影中に片方のみ交換することができる機能があります。
フレームレート
動画はパラパラ漫画の様に1枚1枚の画像を組み合わせてできています。テレビなどでは1秒間に約30枚の画像を組み合わせて動画を作っています。この場合「フレームレートは30」と表現します。仮にフレームレートが1秒1枚だと、防犯カメラの様なカクカクの動画になってしまいます。どんな高画質カメラでも、高いフレームレートに対応していないと、思った通りの動画が撮影できないので注意しましょう。
【参考】動画のフレームレートサンプル 30/24/15/10fps比較
入門機でコスパが高いおすすめのデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
ソニー | ミラーレス | α6100 | 58,800円 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 352g | α Eマウント | NP-FW50 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo |
キヤノン | ミラーレス | EOS Kiss M2 | 90,800円 | 2020年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 351g | キヤノンEF-Mマウント | LP-E12 | SD |
ニコン | ミラーレス | Z 30 | 84,602円 | 2022年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 350g | ニコンZマウント | EN-EL25 | SD |
マイク/ヘッドフォン端子有おすすめのデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
ソニー | ミラーレス | α6600 | 128,498円 | 2019年 | APS-C | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 418g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo |
キヤノン | ミラーレス | EOS R50 | 96,690円 | 2023年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/○ | 329g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD |
ニコン | ミラーレス | Z 5 | 145,699円 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 590g | ニコンZマウント | EN-EL15c | SD |
フルサイズおすすめのデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
ソニー | ミラーレス | α7R III | 222,986円 | 2021年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 572g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo |
キヤノン | ミラーレス | EOS R6 | 293,000円 | 2022年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 598g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | SD |
ニコン | ミラーレス | Z 7 | 229,800円 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 675g | ニコンZマウント | EN-EL15b | XQD、CFexpressカードTypeB |
メーカー別 一眼カメラ一覧表
ソニー、キヤノン、ニコンの2013~2024年の機種をメーカー別の表にまとめました。
SONYソニー 一眼カメラ機能別一覧表
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
SONY | ミラーレス | α9 III | ¥769,593 | 2024年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 618g | α Eマウント | NP-FZ100 | CFexpressカードTypeA、SD |
ミラーレス | α9 II | ¥458,000 | 2019年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 593g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD | |
ミラーレス | α7R V | ¥457,149 | 2022年 | フルサイズ | 8K | ◎ | ○ | ○/○ | 638g | α Eマウント | NP-FZ100 | CFexpressカードTypeA、SD | |
ミラーレス | α7 IV | ¥294,000 | 2021年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 573g | α Eマウント | NP-FZ100 | CFexpressカードTypeA、SD | |
ミラーレス | α7R IV | ¥328,699 | 2021年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 580g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD | |
ミラーレス | α7R III | ¥222,986 | 2021年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 572g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo | |
ミラーレス | α7S III | ¥398,000 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 614g | α Eマウント | NP-FZ100 | CFexpressカードTypeA、SD | |
ミラーレス | α7C II | ¥250,000 | 2023年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 429g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD | |
ミラーレス | α7CR | ¥347,600 | 2023年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 430g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD | |
ミラーレス | α7C | ¥174,608 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 424g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD | |
ミラーレス | α1 | ¥790,880 | 2021年 | フルサイズ | 8K | ◎ | ○ | ○/○ | 652g | α Eマウント | NP-FZ100 | CFexpressカードTypeA、SD | |
ミラーレス | α6700 | ¥179,680 | 2023年 | APS-C | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 409g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD | |
ミラーレス | α6600 | ¥128,498 | 2019年 | APS-C | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 418g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo | |
ミラーレス | α6400 | ¥104,254 | 2019年 | APS-C | 4K | ○ | ○ | ○/× | 359g | α Eマウント | NP-FW50 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo | |
ミラーレス | α6100 | ¥58,800 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 352g | α Eマウント | NP-FW50 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo | |
ミラーレス | α7 III | ¥239,800 | 2018年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 565g | α Eマウント | NP-FZ100 | SD、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo | |
一眼レフ | α99 II | ¥190,000 | 2016年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 770g | α Aマウント | NP-FM500H | メモリースティック PRO デュオ・HG デュオ・マイクロ(M2)、SD、microSD | |
一眼レフ | α77 II | ¥68,500 | 2014年 | APS-C | FHD | ○ | ○ | ○/× | 647g | α Aマウント | NP-FM500H | メモリースティック PRO デュオ・HG デュオ・マイクロ(M2)、SD | |
一眼レフ | α99 | ¥78,900 | 2012年 | フルサイズ | FHD | ○ | × | ○/○ | 733g | α Aマウント | NP-FM500H | メモリースティック PRO デュオ・HG デュオ・マイクロ(M2)、SD |
CANONキヤノン 一眼カメラ機能別一覧表
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
CANON | ミラーレス | EOS R8 | ¥226,561 | 2023年 | フルサイズ | 4K | ○ | ○ | ○/○ | 414g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD |
ミラーレス | EOS R6 Mark II | ¥330,137 | 2022年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 588g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | SD | |
ミラーレス | EOS R6 | ¥293,000 | 2022年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 598g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | SD | |
ミラーレス | EOS R5 C | ¥623,700 | 2022年 | フルサイズ | 8K | × | ○ | ○/○ | 680g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | ダブルスロット:CFexpressカードTypeB、SD | |
ミラーレス | EOS R5 | ¥430,560 | 2020年 | フルサイズ | 8K | ◎ | ○ | ○/○ | 650g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | CFexpressカードTypeB、SD | |
ミラーレス | EOS R3 | ¥667,519 | 2021年 | フルサイズ | 6K | ◎ | ○ | ○/○ | 822g | キヤノンRFマウント | LP-E19 | CFexpressカードTypeB、SD | |
ミラーレス | EOS RP | ¥112,000 | 2019年 | フルサイズ | 4K | × | ○ | ○/○ | 440g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD | |
ミラーレス | EOS R7 | ¥178,000 | 2022年 | APS-C | 4K | ○ | ○ | ○/○ | 530g | キヤノンRFマウント | LP-E6NH | SD | |
ミラーレス | EOS R100 | ¥71,800 | 2023年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 309g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD | |
ミラーレス | EOS R50 | ¥96,690 | 2023年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/○ | 329g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD | |
ミラーレス | EOS R10 | ¥112,000 | 2022年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 382g | キヤノンRFマウント | LP-E17 | SD | |
ミラーレス | EOS M200 | ¥68,800 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ×/× | 262g | キヤノンEF-Mマウント | LP-E12 | SD | |
ミラーレス | EOS Kiss M2 | ¥90,800 | 2020年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 351g | キヤノンEF-Mマウント | LP-E12 | SD | |
ミラーレス | EOS R | ¥248,000 | 2018年 | フルサイズ | 4K | ○ | ○ | ○/○ | 580g | キヤノンRFマウント | LP-E6N、LP-E6 | SD | |
一眼レフ | EOS-1D X Mark III | ¥798000 | 2020年 | フルサイズ | 4K | × | ○ | ○/× | 1440g | キヤノンEFマウント | LP-E19 | CFexpressカードTypeB | |
一眼レフ | EOS 90D | ¥139000 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/○ | 701g | キヤノンEFマウント | LP-E6N、LP-E6 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X10i | ¥115000 | 2020年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 471g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X10 | ¥83980 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 402g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS-1D X Mark II | ¥82,000 | 2016年 | フルサイズ | 4K | × | × | ○/○ | 1340g | キヤノンEFマウント | LP-E19、LP-E4N、LP-E4 | CF、CFast | |
一眼レフ | EOS-1D X | ¥70400 | 2012年 | フルサイズ | FHD | × | × | ×/× | 1340g | キヤノンEFマウント | LP-E4N、LP-E4 | CF | |
一眼レフ | EOS 6D Mark II | ¥184,999 | 2017年 | フルサイズ | FHD | × | ○ | ○/× | 685g | キヤノンEFマウント | LP-E6N/LP-E6 | SD | |
一眼レフ | EOS 6D | ¥41,400 | 2012年 | フルサイズ | FHD | × | ○ | ○/× | 680g | キヤノンEFマウント | LP-E6 | SD | |
一眼レフ | EOS 5D Mark IV | ¥289,999 | 2016年 | フルサイズ | 4K | × | ○ | ○/○ | 800g | キヤノンEFマウント | LP-E6N、LP-E6 | CF、SD | |
一眼レフ | EOS 5Ds R | ¥493,020 | 2015年 | フルサイズ | FHD | × | × | ○/× | 845g | キヤノンEFマウント | LP-E6N、LP-E6 | CF、SD | |
一眼レフ | EOS 5D Mark III | ¥60,000 | 2012年 | フルサイズ | FHD | × | × | ○/○ | 860g | キヤノンEFマウント | LP-E6 | CF、SD | |
一眼レフ | EOS 80D | ¥61,400 | 2016年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/○ | 650g | キヤノンEFマウント | LP-E6N、LP-E6 | SD | |
一眼レフ | EOS 7D Mark II | ¥44,000 | 2014年 | APS-C | FHD | × | × | ○/○ | 820g | キヤノンEFマウント | LP-E6N、LP-E6 | CF、SD | |
一眼レフ | EOS 70D | ¥30,800 | 2013年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 675g | キヤノンEFマウント | LP-E6 | SD | |
一眼レフ | EOS 9000D | ¥54,100 | 2017年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 493g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS 8000D | ¥38,070 | 2015年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 520g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X9i | ¥49,800 | 2017年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 485g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X9 | ¥41,900 | 2017年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 406g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X8i | ¥41,700 | 2015年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 510g | キヤノンEFマウント | LP-E17 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X7i | ¥28,200 | 2013年 | APS-C | FHD | × | × | ○/× | 525g | キヤノンEFマウント | LP-E8 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X7 | ¥19,800 | 2013年 | APS-C | FHD | × | × | ○/× | 300g | キヤノンEFマウント | LP-E12 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X90 | ¥46800 | 2018年 | APS-C | FHD | × | ○ | ×/× | 427g | キヤノンEFマウント | LP-E10 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X80 | ¥35,200 | 2016年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 440g | キヤノンEFマウント | LP-E10 | SD | |
一眼レフ | EOS Kiss X70 | ¥22,700 | 2014年 | APS-C | FHD | × | × | ○/× | 435g | キヤノンEFマウント | LP-E10 | SD |
NIKONニコン ー一眼カメラ機能別一覧表
メーカー | 種類 | 機種 | 料金 | 発売 | センサー | 画素数 | 手ブレ補正 | Wi-Fi | マイク/ヘッドフォン | 重量 | レンズマウント | バッテリー | 記録媒体 |
NIKON | ミラーレス | Z 9 | ¥649,771 | 2021年 | フルサイズ | 8.3K | ◎ | ○ | ○/○ | 1160g | ニコンZマウント | EN-EL18d | XQD、CFexpressカードTypeB |
ミラーレス | Z 8 | ¥507,312 | 2023年 | フルサイズ | 8.3K | ◎ | ○ | ○/○ | 820g | ニコンZマウント | EN-EL15c | XQD、CFexpressカードTypeB、SD | |
ミラーレス | Z 7II | ¥371,580 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 615g | ニコンZマウント | EN-EL15c | XQD、CFexpressカードTypeB、SD | |
ミラーレス | Z 7 | ¥229,800 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 675g | ニコンZマウント | EN-EL15b | XQD、CFexpressカードTypeB | |
ミラーレス | Z 6II | ¥244,980 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 615g | ニコンZマウント | EN-EL15c | XQD、CFexpressカードTypeB、SD | |
ミラーレス | Z 5 | ¥145,699 | 2020年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 590g | ニコンZマウント | EN-EL15c | SD | |
ミラーレス | Z fc | ¥107,631 | 2021年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 390g | ニコンZマウント | EN-EL25 | SD | |
ミラーレス | Z f | ¥269,280 | 2023年 | フルサイズ | 4K | ◎ | ○ | ○/○ | 630g | ニコンZマウント | EN-EL15c | SD、microSD | |
ミラーレス | Z 50 | ¥96,000 | 2019年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 395g | ニコンZマウント | EN-EL25 | SD | |
ミラーレス | Z 30 | ¥84,602 | 2022年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 350g | ニコンZマウント | EN-EL25 | SD | |
一眼レフ | D6 | ¥825660 | 2020年 | フルサイズ | 4K | × | ○ | ○/○ | 1270g | ニコンFマウント | EN-EL18c | XQD、CFexpressカードTypeB | |
一眼レフ | D780 | ¥232,116 | 2020年 | フルサイズ | 4K | × | ○ | ○/× | 755g | ニコンFマウント | EN-EL15b | SD | |
一眼レフ | D4S | ¥126,800 | 2014年 | フルサイズ | FHD | × | × | ○/○ | 1180g | ニコンFマウント | EN-EL18a | XQD、CF | |
一眼レフ | D850 | ¥318,960 | 2017年 | フルサイズ | 4K | × | ○ | ○/○ | 915g | ニコンFマウント | EN-EL15a | SD | |
一眼レフ | D810A | ¥308,400 | 2015年 | フルサイズ | FHD | × | × | ○/× | 880g | ニコンFマウント | EN-EL15 | SD、CF | |
一眼レフ | D810 | ¥91,000 | 2014年 | フルサイズ | FHD | × | × | ○/× | 880g | ニコンFマウント | EN-EL15 | SD、CF | |
一眼レフ | D750 | ¥78,400 | 2015年 | フルサイズ | FHD | × | ○ | ○/× | 750g | ニコンFマウント | EN-EL15 | SD | |
一眼レフ | D610 | ¥55,000 | 2013年 | フルサイズ | FHD | × | × | ○/× | 760g | ニコンFマウント | EN-EL15 | SD | |
一眼レフ | D500 | ¥85,000 | 2016年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/× | 760g | ニコンFマウント | EN-EL15 | SD、XQD | |
一眼レフ | D7500 | ¥101,132 | 2017年 | APS-C | 4K | × | ○ | ○/○ | 640g | ニコンFマウント | EN-EL15a/EN-EL15 | SD | |
一眼レフ | D7200 | ¥47,800 | 2015年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 675g | ニコンFマウント | EN-EL15 | SD | |
一眼レフ | D5600 | ¥48,000 | 2016年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 415g | ニコンFマウント | EN-EL14a | SD | |
一眼レフ | D5500 | ¥34,800 | 2015年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 420g | ニコンFマウント | EN-EL14a | SD | |
一眼レフ | D5300 | ¥28,800 | 2013年 | APS-C | FHD | × | ○ | ○/× | 480g | ニコンFマウント | EN-EL14a | SD | |
一眼レフ | D3500 | ¥54,200 | 2018年 | APS-C | FHD | × | × | ×/× | 365g | ニコンFマウント | EN-EL14a | SD | |
一眼レフ | D3400 | ¥30,000 | 2016年 | APS-C | FHD | × | × | ×/× | 395g | ニコンFマウント | EN-EL14a | SD | |
一眼レフ | D3300 | ¥26,400 | 2014年 | APS-C | FHD | × | × | ○/× | 410g | ニコンFマウント | EN-EL14a | SD |
一眼カメラのレンズの選び方とは?
一眼カメラの魅力のひとつに、レンズ交換があります。
初めて一眼カメラを買う人は、キットレンズ以外の社外レンズに手を出しにくいものです。私もとりあえず一番安いキットレンズセットから始めました。
しかし、もちろん初めから社外レンズを使うのもありです。値段を安く抑えたい場合など、カメラ本体を買う時に一緒にレンズを1本買ってみてはどうでしょう。
ここからはレンズの選び方を解説します。
メーカーごとに違うレンズマウントとは?
基本的にはメーカーごとに、本体に合うレンズ基準があります。それぞれ以下の通りです。
- ・α Eマウント
- ・α Aマウント
- ・キヤノンRFマウント
- ・キヤノンEF-Mマウント
- ・キヤノンEFマウント
- ・ニコンZマウント
- ・ニコンFマウント
社外レンズを買うときは、必ず自分の一眼レフ本体のレンズマウントを確認しましょう。また、マウントを変換できるアダプタも存在するので、カメラ本体を変えた場合でも継続してレンズを使うこともできます。ただし一部オートフォーカスが効かないなど、相性の問題もあるので注意が必要です。
レンズの種類について
レンズの種類には『ズームレンズ』と『単焦点レンズ』があります。
簡単にいうと、『ズームレンズ』はその場でズームをすることで、引いた画と寄った画を1本だけで撮影できます。
『単焦点レンズ』は焦点距離が固定ですが、強く美しいボケを楽しむことができるレンズです。以下、それぞれのメリット・デメリットまとめです。
種類 | メリット | デメリット |
ズームレンズ | ・1本で近くと遠くが撮れる | ・単焦点レンズと比べて暗くボケが弱い ・大きく重い |
単焦点レンズ | ・ズームレンズと比べて明るくボケが強い | ・状況に合わせて複数本必要な場合がある |
焦点距離とは?
焦点距離は、レンズに「18-250mm(ズームレンズ)」などと記載されている数値です。
かなり大雑把にいうと、焦点距離の数字が小さいほど広い画が撮れます。焦点距離の数値が大きいほど近くに寄った画を撮ることができます。
文字だと分かりにくいので、「18mm」「50mm」「250mm」の焦点距離で撮影してみました。被写体は海に浮かぶ島です。カメラから島までの距離は200メートル。
(1)18mm
(2)50mm
(3)250mm
以上のように、18mmは風景全体を、250mmは望遠で遠くのものを大きく写すことができました。50mmはここでは中途半端ですが人物の撮影などで力を発揮します。
ズームレンズが1本あればいい?
18-250mmのズームレンズが1本あれば、近くも遠くも撮れるので便利です。まず初めて一眼カメラを買うときは本体のみと社外ズームレンズ1本がおすすめです。カメラの操作になれて、他のレンズが必要になってくれば、単焦点レンズなど他のレンズの購入を検討してみるのがよいでしょう。
単焦点レンズは明るくボケが美しいため、一眼カメラの性能をフルに発揮することができるという大きなメリットがあります。ただし、単焦点レンズをたくさん買うと高額です。ズームレンズをメインに、単焦点レンズを1つずつ買っていくのが良いでしょう。
私は「18-250mm」のズームレンズ1本をメインに、人物撮影用の単焦点50mm、顕微鏡のようなマクロレンズ、魚眼レンズなどを使い分けています。
f値とは?
『f値』とは、そのレンズの明るさを表す数値のことです。f値が小さいほど明るく、ボケを出すことができます。レンズに『3.5-5.6』などと記載されています。
『18-250mm f/3.5-5.6』のズームレンズの場合だと「18mmの時はf3.5」「250mmの時はf5.6」を意味しています。
つまり、「18mmの時は明るくボケやすく、ズームして250mmの時は暗くボケにくい」ということです。カメラは遠くにズームすると、どんどん暗くなっていく性質があるのです!
一方、『F1.8』の単焦点レンズはかなり明るいレンズで、ボケもキレイに出すことができます。
一眼カメラおすすめのコスパ最強レンズとは?
では、結局、まず最初にどのレンズを買えばよいのでしょうか? 私がレンズを何本も買い試行錯誤した結果、結論としてシグマ ズームレンズが1本あれば万能です。
これ1本で、風景も、人も、遠くも、近くも、美しく撮ることができます。キヤノン、ソニー、ニコン、ペンタックス用があるので、ベスト3どのカメラを選んでも、これを使うことができます。お値段約3万円。
ただし、一眼共通の特徴ですが、オートフォーカスはビデオカメラのようにスっとは決まりません。動画でのピント合わせはマニュアルが基本になると思ってください。これは純正レンズでも同じなのでご注意ください。ちなみに同レベルの純正ズームレンズは3~5万円台で、やはりピント合わせはマニュアルが基本です。
予備バッテリーについて
一眼カメラの本体を購入すると、1つ純正のバッテリーがついてきます。しかし、予備バッテリーは最低1つは必要です。動画撮影はバッテリーの消費が激しいからです。純正バッテリーは一つ4,000円くらいしますが、ぜひ同時に購入してください。
カメラの機種によっては、安価な互換性バッテリーが販売されていますが、エラーがでたり残量が表示されなかったりとあまりおすすめしていません。数千円のためにカメラが壊れても嫌なので、私は純正バッテリーのみ使っています。
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