動画編集や映像制作を学びたいけど、料金の高いスクールは受講する余裕がないという方に向けて、安くて質の高い動画編集スクールを4つ紹介します。
また、安い動画編集・映像制作スクールを選ぶ際のポイントも解説します。さらに、安いスクールを選ぶ理由や、本当にスキルが身につくのか、どこを選ぶべきかなどよくある質問にもお答えします。
この記事を書いた人:内村 航
株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師(日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等)。著書:暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版)、iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS)。
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安いけど質が高い動画編集スクール4選 料金相場
安い動画編集スクールの相場は、5~15万円程度です。このクラスのスクールは教室がなく映像教材を視聴するオンライン学習がメインです。それよりも少し高いスクールは25万円しますが、大手+サポートが充実しているというメリットもあります。
動画編集スクール名 | 料金 |
---|---|
studio US | 55,000円~ |
デジハク | 198,000円~ |
DMM WEBCAMP | 169,800円~ |
ヒューマンアカデミー動画クリエイターコース | 250,668円~ |
安い動画編集・映像制作スクールを選ぶ際のポイント
安いスクールを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。これらを押さえることで、安いスクールでも高品質な学習ができる可能性が高まります。
安さだけでスクールを選ばないこと
安いスクールを選ぶ際には、学費が安いからといって決めてしまうのは危険です。なぜ安いのか理由を知ること大切です。
動画編集スクールの安い理由として「良い理由」
安いスクールでも質の高い学習ができる理由として、以下の「良い理由」があります。
教室コストがかかっていないから安い
一般的に、動画編集スクールは教室を借りたり、講師を派遣したりするためにコストがかかります。しかし、オンライン上で授業を行う場合、教室コストを抑えられます。こういった方法を使うことで、スクールが安く運営できるため、学費も安い場合があります。
広告費がかかっていないから
広告費がかからない場合も、スクールの価格を下げることができます。広告を使うことで知名度を上げ、多くの生徒を集めることができますが、その分コストがかかります。広告を使わない代わりに、SNSや紹介などを通じて生徒を集め、学費を安くしている可能性があります。
動画編集スクールの安い理由として「良くない理由」
安いスクールには当然、悪い理由もあります。リスクを十分検討しましょう。
講師の人件費や採用にお金を投資していないから
講師の人件費や採用にお金を投資していない可能性があります。講師は、スクールにとって非常に重要な存在です。しかし、講師の人件費や採用にお金をかけずに、独学で動画制作を学んだ人に講師をやらせたり、プロではない人に講師を任せたりするスクールがあります。その結果、講師の質が低く、教えられる内容が浅い、または不正確な情報を教えてしまう可能性があります。
注意すべき講師のプロフィールは「大学生で独学で動画編集を学びスクールを開いた」「登録者何万人のYouTubeチャンネルの編集をしていた」などです。こういった場合、プロの動画編集者として未経験の可能性があり、編集技術が未熟だったり、動画編集で稼ぐ方法を知らない場合があります。
講師は映像制作会社で勤務経験があったり、フリーランスとしてテレビやCM、映画などマスメディアでの経験があったりする方が在籍しているスクールを選ぶようにしましょう。
カリキュラムの品質やサポート体制を薄くしているから
カリキュラムの品質やサポート体制を薄くしている可能性があります。例えば「映像教材が古い、分かりにくい」「レッスンの回数が少ない」「チャットで質問しても返事が返ってこない」「就職サポートがない」などです。
学費が安いことには必ず理由があります。将来的に動画編集で稼ぐことを目標としているのであれば、学費の高さよりも内容を重視してスクールを選ぶことをおすすめします。
安い上に本当に質が高い動画編集スクール・映像制作講座4選
動画編集スクール | ポイント |
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ヒューマンアカデミー |
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動画編集スクール | ポイント |
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デジハク |
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動画編集スクール | ポイント | DMM WEBCAMP |
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動画編集スクール | ポイント |
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ヒューマンアカデミー |
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どうしても迷った時の選び方
動画編集スクールに安い料金で通いたいけど、どこにすればいいか分からない、そういった方には、大手のDMM WEBCAMP、ヒューマンアカデミーがおすすめです。studio USやデジハクは安く魅力的な動画編集スクールですが、迷っている場合は少し高くても大手の経営基盤がしっかりした会社が運営しているスクールがサポート面を考えるとおすすめです。
安い動画編集スクール選びでよくある質問
安い動画編集スクールを選ぶ際に、よくある質問をまとめました。
安い動画編集スクールでも本当にスキルが身につきますか?
一概には言えませんが、安いスクールでもしっかりとしたカリキュラムがあり、熱心な講師による指導と自主的な学習をすれば、スキルアップにつながります。しかし、安さにつられて質の低いスクールを選ぶと、逆に時間やお金を無駄にすることになる可能性があります。
安い動画編集スクールはどこを選べばいいの?
安いスクールでも、カリキュラムや講師陣、受講生の評判などをチェックすることが大切です。また、自分が求めるスキルアップやキャリアアップに適したコースを提供しているかどうかもチェックしてみましょう。
無料の動画編集スクールはある?
ありません。しかしこのカンタン動画入門や、YouTubeで無料で勉強することは可能です。しかし無料である反面、自分で調査して勉強し、どうすれば案件が獲得できるかなど、すべで自分ひとりでする必要があります。時間がない方や短期間で学習したい方にはあまりおすすめしません。
本格的に学べる動画編集スクール5選 料金相場
本格的に学べる動画編集スクールの相場は、30~60万円程度です。このクラスのスクールは、大手による運営や、教室あり、プロの動画編集講師、案件紹介・就職支援などが充実している傾向があります。
それよりも少し高いスクールは90万円しますが、動画編集だけでなく、ホームページ制作に必要なHTMLやCSSなど、動画と合わせれば高単価案件が得られるスキルも学ぶことができるセットです。
動画編集スクール名 | 料金 |
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デジタルハリウッドSTUDIO(直営校) | 148,000~48,1800円 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 132,000~330,000円 |
MOOCRES | 297,000円~ |
MOVA | 660,000円~ |
ヒューマンアカデミーWeb動画クリエイター総合コース | 917,085円 |
まとめ
動画編集スクール選びで安いスクールを選ぶことは悪いことではありませんが、選び方には注意が必要です。スクール選びのポイントを押さえ、安さだけで選ばないようにしましょう。また、安いスクールでも質が高く、スキルアップにつながる場合もあるため、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。