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動画編集スクールに通うのは無駄?無駄にしない方法とは

掲載・更新日

動画編集スクールに通うのは無駄?無駄にしない必要な条件とは

動画編集スクールを受講することに対して「無駄だ」「やめとけ」「意味ない」といった否定的な評価があります。ここではその理由や、どういう人が向いているのか、どうすれば無駄にならないか、おすすめの動画編集スクールについて解説します。

内村航

この記事を書いた人:内村 航

株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師(日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等)。著書:暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版)iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS)

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動画編集スクールが「無駄」「やめとけ」「意味ない」といわれる理由

動画編集スクールが無駄だといわれる理由をまとめました。

独学でも十分

動画編集スキルは、インターネット上の記事やYouTube動画で情報が豊富に公開されています。やろうと思えば自己学習でスキルを身につけることが可能です。そのため、動画編集スクールに通う必要性を感じない人がいることが理由の一つです。


学費が高い

動画編集スクールの学費は、講師別の買い切り動画であれば1講座につき数千円~数万円程度。完全オンラインスクールで約5万円~30万円。教室に通うタイプは約15万円~65万円程度します。この高額な費用に見合うだけの成果が得られない場合、無駄な投資になってしまいます、そのため、否定的な声があります。


スキルが身につかない

スクールに通っても、十分なスキルが身につかなかったという人もいます。スクールの授業が自分に合わなかった、講師の能力が低かった、設備が不十分だった、といった理由が考えられます。しかしどんなスキルも自分次第で身に付けることができます。動画編集はそれほど特殊で一部の人にしかできないスキルではありません。一部のネガティブな個人的意見は気にしなくても良いでしょう。


稼ぐのが難しい

動画編集スクールに通っても、稼ぐことができないという人がおり、否定的に評価されることがあります。「スクールのカリキュラムが実践的ではない」「ビジネス面についての指導が不十分だった」という声もありますが、適切なスクール選びや、受け身でない自主的な勉強、仲間づくりや営業を行えば解決でき問題だといえます。



動画編集スクール受講生の声

動画編集スクールには、受講生から様々な評判があります。ここでは、その中から、わるい評判とよい評判を紹介します。

わるい評判

スクールの授業がつまらなかった、講師が不親切だった、設備が不十分だった、学費が高すぎた、などの不満が挙げられます。また、スキルが身につかなかったという声もあります。


よい評判

スクールでの学びが役立った、実践的な技術が身についた、仲間ができた、実際に稼ぐことができた、などのよい評判があります。



動画編集スクールに向いている人

動画編集スクールに向いている人とは、次のような特徴を持つ人です。

目的がはっきりしている

動画編集スクールには、動画編集ソフトだけでなく、YouTubeマーケティングや、SNS活用術、営業方法、就職・案件支援など様々な講義やサポートがあります。動画編集スクールに入学する前に、何を学びたいのか、どのような目的があるのか、はっきりさせておくことが大切です。目的がはっきりしている人は、自分に必要なスキルを学び、効率的に成長することができます。


自己投資できる

動画編集スクールには、受講料がかかります。また、平日夜や、土日などに受講する時間と労力が必要です。自己投資を惜しまない人は、動画編集に向いているといえます。


人と関わり合うのが好き

動画編集は、1人で行うクリエイティブな作業だと思われがちですが、実は違います。案件を取るための営業スキルやコミュニケーション力、様々なスキルを持った仲間とのつながりや仕事での助け合いや情報収集など、様々な場所でコミュニケーションを取る必要があります。インターネット上の取引のみで完結する案件もありますが、そういった案件は単価が低く、単発で終わることがほとんどです。そのため、フリーランスを目指している方や、大きな仕事を取りたい方には人と関わり合うことが好きであることが望ましいといえます。


ものを作るのが好き

動画編集は、映像や音声、テキストなどの要素を組み合わせて、新しい作品を作り出すクリエイティブな作業です。ものを作るのが好きな人は、動画編集は楽しい仕事になるといえるでしょう。ただし、長く細かい編集や、チェック作業だと、楽しいことばかりではありません。しかし自分の作ったものが評価され、お金をもらえるのは、とても素晴らしく嬉しい体験です。ぜひチャレンジしてみてください。



動画編集スクールに向いていない人

動画編集スクールに向いていない人とは、次のような特徴を持つ人です。

勉強を続けるのが苦手

動画編集は、専門的な知識や技術が必要な作業です。また、常に新しい技術やツールが出てくるため、勉強を続けることが必要です。勉強を続けるのが苦手な人は、自分自身の成長を阻むことになるため、動画編集スクールに通うには向いていません。ただし動画編集スクールによっては、進捗をサポートしてくれるヘルプデスクもあるので、心配な方はそういったサポートが充実したスクールを選びましょう。


締め切りを守れない

動画編集スクールでは、課題提出の締め切りがある場合があります。またどのような案件でも基本的に締め切りが存在します。締め切りを守れない人は、スクールの受講や動画編集で稼ぐことは難しいかもしれません。時間管理能力を身につける必要があります


受け身

動画編集スクールでは受け身でいるとあっという間にスキルが身につかないまま卒業してしまいます。在学中は可能な限り、講師に質問し、自分で勉強して、スクールに通う仲間と横のつながりを作ることが重要です。自分で調べることが苦手で、受け身の姿勢でいる人は、スクールでの受講よりも独学の方が向いているかもしれません。



動画編集スクールを無駄にしないためには?

動画編集スクールには、学費や時間をかけることになります。無駄にしないためには、以下のことに気をつけましょう。

目的意識をはっきり持つ

動画編集スクールを受講するには、自分が何を目的としているのかを明確にすることが大切です。動画編集スキルを身に付けて、フリーランスとして活躍する、副業で稼ぐ、映像制作会社に就職するなど、目標を明確にし、学ぶことに集中しましょう。


動画編集スクールを最大限利用する

動画編集スクールでの授業や課題、演習をしっかりとこなし、講師や他の受講生と積極的にコミュニケーションを取りましょう。疑問点や不明点があれば、積極的に質問し、他の人の意見も聞きましょう。


仲間をつくる

動画編集スクールでは、同じ目的を持った仲間ができます。仲間と情報を共有したり、作品を共同制作することで、よりスキルを高めることができます。また、卒業後も仕事の紹介や共同制作、情報収集など様々な場面で助けられることがあるでしょう。積極的に仲間を作るようにしてください。




動画編集スクール選びのコツ

動画編集スクールを選ぶときは、自分の環境や費用など最適なスクールを選ぶことが大切です。以下、動画編集スクール選びのコツをいくつか紹介します。

受講スタイルで動画編集スクールを選ぶ

動画編集スクールには、教室形式やオンライン形式があります。自分に合ったスタイルで学ぶことが大切です。通勤ができる場合は教室形式、時間に制限がある場合はオンライン形式が適しています。


コース内容で動画編集スクールを選ぶ

動画編集スクールによっては、Premier ProやAfterEffects、Photoshop、Illustratorなどの基本スキルだけでなく、YouTubeマーケティングやSNS活用術、案件獲得方法など学ぶ内容がことなります。自分の目的に合わせたコースを選ぶことが大切です。


案件紹介や就職支援をしてくれる動画編集スクールを選ぶ

動画編集スクールによっては、在学中や卒業後に就職支援をしてくれたり、案件紹介をしてくれたりする場合があります。将来の目標に合わせて、このような支援をしてくれるスクールを選ぶことが有利です。


動画編集スクールの費用で選ぶ

動画編集スクールの費用は、スクールによって異なります。自分の予算内で受講できるスクールを選ぶことが大切です。また、学費だけでなく、必要な機材をレンタルできるか、Adobeのソフトウェア割引があるかどうかも確認しましょう。



動画編集スクールジャンル別おすすめランキング

受講スタイル別おすすめの動画編集スクール一覧です。

教室・オンライン対応おすすめの動画編集スクール

最もスキルが身につく教室+オンラインで勉強できるおすすめの動画編集スクール一覧です。近くに教室がない場合、完全オンラインでの受講も可能です。

動画編集スクールポイント
ヒューマンアカデミーロゴ動画編集スクール
ヒューマンアカデミー
未経験から動画制作のプロを目指すならヒューマンアカデミー動画クリエイター講座
  • ・期間6か月~
  • ・全国23校
  • ・完全オンライン受講対応
  • ・250,668円~

詳しくよむ
ヒューマンアカデミー公式未経験から動画制作のプロを目指すならヒューマンアカデミー動画クリエイター講座


動画編集スクールポイント
デジタルハリウッドSTUDIOロゴ動画編集スクール
デジタルハリウッドSTUDIO(直営校)
  • ・期間2~6か月
  • ・東京5校、大阪2校、兵庫1校
  • ・完全オンライン受講対応,一部通学コース有
  • ・140,800~480,000円

詳しくよむ
デジハリ公式


動画編集スクールポイント
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGロゴ動画編集スクール
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
  • ・期間3か月
  • ・東京、埼玉、神奈川6校
  • ・完全オンライン受講対応
  • ・132,000~330,000円

詳しくよむ
デジハリLIG公式


動画編集スクールポイント
MOOCRESロゴ動画編集スクール
MOOCRES
  • ・期間3~4か月
  • ・東京、大阪2校
  • ・完全オンライン受講対応
  • ・297,000円~

詳しくよむ
MOOCRES公式


動画編集スクールポイント
動画編集スクールMOVA
MOVA
  • ・期間1年
  • ・東京,福岡
  • ・スクール形式
  • ・660,000円

詳しくよむ
MOVA公式



完全オンラインおすすめの動画編集スクール

忙しい方や、近くに教室がない地方在住の方におすすめの完全オンラインで学べる動画編集スクール一覧です。

動画編集スクールポイント

デジハク
  • ・サポート期間3か月~
  • ・学習教材視聴、オンラインコミュニティ参加無期限
  • ・完全オンライン受講対応
  • ・198,000円~

詳しくよむ
デジハク公式


動画編集スクールポイント

DMM WEBCAMP
  • ・期間4週間~
  • ・完全オンライン受講対応
  • ・169,800円~

詳しくよむ
DMM WEBCAMP公式


動画編集スクールポイント
デジハリONLINEロゴ動画編集スクール
デジハリオンライン
  • ・期間3か月
  • ・完全オンライン受講対応
  • ・281,600円
デジハリオンライン公式



講師別買い切りおすすめの動画編集スクール

いろいろな講師が独自に作った学習動画で学べる教育サービスの一覧です。内容や料金は講師が自由に決められるので、講座によって講義の質や料金が違います。

動画編集スクールポイント

Udemy
  • ・完全オンライン受講対応
Udemy公式



まとめ

この記事では、動画編集スクールがなぜ無駄といわれているのかについて解説しました。なぜ無駄といわれているのか、どうすれば無駄にならないのか理解できたと思います。ぜひこの記事を参考にして、動画編集スクールが無駄にならないようチャレンジしてみてください!

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