2017年に発売された大人気の最新アクションカメラEKEN H6sを実際に購入し、使ったみた感想を紹介します。
この記事を書いた人:内村 航
株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師(日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等)。著書:暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版)、iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS)。
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【サンプル素材】EKEN H6sで撮影してみた アクションカメラ
EKEN H6sのアクションカメラ一覧表
EKEN社はアクションカメラのメーカーです。1万円以下の安価な機種から、ハイスペック機種まで扱っています。以下の表は、Amazonで購入できる機種をまとめたものです。
機種名 | 価格 | 発売年 | 動画サイズ/fps | オプション | 購入 |
EKEN H6s EIS 4K+ | ¥14,000 | 2017 | 4K/P30 4K/P25 EIS 2.7K/P30 EIS FHD/P60 EIS他 ※EISは手振れ補正 |
WiFi 防水ケース30M バッテリー2個 アクセサリー付 |
Amazonクーポンコード:8DDLQTF6(2019/01/19まで1,500円引) 公式https://www.eken.com/ |
EKEN H9R | ¥8,300 | 2017 | 4K/P25 2.7K/P30 1080/P60 1080/P30 |
WiFi 防水ケース30M バッテリー2個 アクセサリー付 |
Amazonクーポンコード:VS4R7CAT(2018/12/25まで850円引) |
EKEN H6sを使ってみた感想
以下、複数のアクションカメラを実際に買って使っている私のEKEN H6sの感想です。総合評価
1万円台で買える良質なミドルスペックの4Kアクションカメラとして、とても使いやすい機種だと感じました。ボタンは3つでシンプル。各ボタンの使い方も直感的に使いやすくなっていて、あまり迷うことがありません。アクションカメラにはボタンが多い機種や、ボタンの使い方が複雑なものがあります。その点、H6sは初心者向けの優しい設計の機種だと思います。
また、格安アクションカメラによくある失くしやすいフタなどをH6sは、省略、もしくは外れないように工夫しています。私は複数台のアクションカメラを持っていますが、何台か付属のフタを紛失しています。H6sはその問題にもしっかり対応しているので嬉しいです。
【サンプル素材】EKEN H6sで撮影してみた アクションカメラ
画質
画質は4K/P30で撮影ができ、とてもキレイです。P30というのは1秒間に30枚の画像で動画を作っている、とういう意味です。テレビは通常1秒30枚で、映画は24枚が多いです。24枚だとカクカクした動画になります。※以下の画像は圧縮済みのものです。手振れ補正
4K/P30の場合は手振れ補正機能が使えません。4K/P25以下のみ『EIS』という手振れ補正機能が使えます。しかし、P25だとカクカクしてしまうので、2.7K/P30辺りが最適になってくると思います。FHD/P60の画質は4Kと比べるとだいぶ落ちてしまうので注意が必要です。手振れ補正の強さはそこそこです。【サンプル素材】EKEN H6sで手振れ補正・有無を比較してみた アクションカメラ
使いやすさ
とても使いやすい機種です。ボタンも少なく、操作もシンプル。デザインも安っぽくなくて良いです。気になるところ
録画前後に、動作の遅れや、録画エラーになることが多かったです。以下の画像のように「ご使用しているSDカードのスピードは遅いので、これ以上のスピードが高いSDカードをご使用ください」と表示され、しばらく動きがとまります。
しかし、撮影に使ったSDカードは速度が速いクラス10だったので、もっと速いものを使うべきなのか、相性が悪かったのかは分かりません。以下の記事を参考に速度の速いマイクロSDカードを使ってみてください。
【参考】ビデオカメラ用SDカードの選び方 3つのポイント
EKEN H6sのアクセサリー・付属品
EKEN H6sにはいくつかの付属品が付いています。電池が長持ちしないアクションカメラには必須なバッテリーが2個、防水ケースや、バーに取り付けるアタッチメント、バッテリー、充電コード、ケースなどがあります。
もっと色々なアクセサリーが必要な方は、Amazonで安価に販売されているセットをおすすめします。色々ついていて、2,700円くらいです。私も使っていますが、純正パーツに見劣りしないできです!コメント欄の評価も高く、「これでこの会社は利益が出ているのか…」と心配されているほどです(笑)
EKEN H6sの準備・設定方法
EKEN H6sの設定方法を写真付きで詳しく解説します。バッテリーの挿入方法
カメラ底のフタをスライドさせ外します。バッテリーの向きに注意して入れましょう。
バッテリーを出す時はテープを引っ張ってください。
最後にしっかりフタを閉じましょう。
MicroSDカードの入れ方
カメラ側面のスロットにマイクロSDカードを挿入しましょう。起動させる方法
カメラ正面にある『電源/モード』ボタンを長押ししてください。画面が起動します。
電源を切る・終了させる方法
カメラ正面の電源ボタンを長押ししてください。電源が落ちます。撮影モードの変更方法
EKEN H6sには複数のモードがあります。メインの2つは動画、写真モードです。それ以外は、連写、TL(タイムラプス)ビデオ、TL(タイムラプス)フォト、ビデオ再生、フォト再生、設定です。カメラが起動した時点では、動画モードです。
カメラ正面の電源/モードボタンを一度押してください。ボタンを押す度に、動画→写真→連写→TLビデオ→TLフォト→ビデオ再生→フォト再生→設定の順にループします。
・動画
・写真
・モード一覧表示画面
設定モードの変更方法
まず、モード一覧表示画面に行き、設定モードボタンにカーソルを合わせます。次に画面上部の赤丸の決定ボタン。
各種設定が表示されます。
設定モードではムービーサイズや、日付設定などの様々な項目を変更することができます。カメラ正面のモード・電源ボタンで変更したい設定を選び、画面上部の赤丸ボタンを押すと、各設定の詳細画面に移動します。
・ムービーサイズ
・解像度(写真)
・ビデオ区間
・ループ録画
・日付スタンプ
・露光指数
・写真の連続撮影
・TL写真の間隔
・TLタイムラプス写真
・TLビデオ解像度
・TLビデオ区間
・電源周波数
・言語
・リモコン
・日時設定
・操作音
・スクリーンセ-バー
・省電力
・フォーマット
・すべてリセット
・バージョン情報
バージョン情報の次の×でカメラ上部の決定ボタンを押すと、動画モードに戻ります。また、カメラ側面のWifiボタンを押しても動画モードに戻ることができます。
EKEN H6sの使い方
次にEKEN H6sの撮影方法を写真付きで詳しく解説します。動画を録画する方法
動画モード状態にしてください。次にカメラ上部のボタンを押してください。
録画が始まります。
もう一度、上部のボタンを押すと停止します。
写真を撮影する方法
写真モード状態にしてください。次にカメラ上部のボタンを押してください。写真が1枚撮れます。
撮影した動画や写真を再生する方法
各種設定一覧画面に行き、『ビデオ』にカーソルを合わせ、カメラ上部の決定ボタンを押してください。動画再生画面が表示されました。
カメラ正面のメニュー・電源ボタンを押すと、次の動画に変わっていきます。
再生したい動画を選び、カメラ上部の赤丸ボタンを押してください。動画が再生されます。
カメラ側面のwifiボタンを押すと、メニュー一覧に戻ります。
これで、EKEN H6sの基本的な使い方の解説はおしまいです。
EKEN H6sのアクションカメラ一覧表
機種名 | 価格 | 発売年 | 動画サイズ/fps | オプション | 購入 |
EKEN H6s EIS 4K+ | ¥14,000 | 2017 | 4K/P30 4K/P25 EIS 2.7K/P30 EIS FHD/P60 EIS他 ※EISは手振れ補正 |
WiFi 防水ケース30M バッテリー2個 アクセサリー付 |
Amazonクーポンコード:8DDLQTF6(2019/01/19まで1,500円引) 公式https://www.eken.com/ |
EKEN H9R | ¥8,300 | 2017 | 4K/P25 2.7K/P30 1080/P60 1080/P30 |
WiFi 防水ケース30M バッテリー2個 アクセサリー付 |
Amazonクーポンコード:VS4R7CAT(2018/12/25まで850円引) |