アクションカメラDJI Osmo Actionを実際に使ったみた感想を紹介します。
この記事を書いた人:内村 航
株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師(日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等)。著書:暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版)、iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS)。
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アクションカメラとは、手持ち撮影はもちろん、衣服や乗り物などに装着・固定して動画を撮影できるビデオカメラをいいます。
スポーツや、バイク、車好きの方におすすめのカメラで、色々格好良い動画を撮影することができます。
サンプル比較動画
DJI Osmo Actionのサンプル動画ですが、同価格帯かつ性能が似たGoProHERO7とSONY FDR-X3000の4K/30、手振れ補正有で比較して撮影しました。
自転車にクリップマウントで固定して、石畳のガタガタ道や坂道を走りました。最初に3機種の比較、その後各カメラ単体撮影です。4K設定での視聴推奨です。
【比較】OsmoAction GoProHERO7 SONY FDR-X3000 画質・ブレなど
DJI Osmo Actionスペック一覧
アクションカメラ | 特徴 | |||||||
ドローンメーカーDJI初のアクションカメラ。液晶モニタが背面と自撮り用に前面についているのが特徴。4K撮影が可能で、手振れ補正もかなり強力。GoProと比べると画質は明るく淡い。日陰に入ると明るいところが一部白飛びする。画角はGoProと比べて狭くズーム気味。フルHDでは240フレームで撮影できるのでスローモーション撮影も可。本体防水11メートル。性能ではGoPro、前面液晶を使った自撮りメインであればOsmo actionがおすすめ。 4K/60/30、1080/240/60/30/24など。 →アプリDJI MimoiOS/アンドロイド →サンプル動画 自転車に付けてテスト | ||||||||
4K | 手振れ補正 | カメラモニタ | 液晶モニタ | 防水 本体/ケース | Wi-Fi/BT | タッチパネル | アプリ | |
〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇/× | 〇/〇 | 〇 | 〇 |
※『BT』はbluetoothの略。
DJI Osmo Actionを使ってみた感想
以下、複数のアクションカメラを実際に買って使っている私のDJI Osmo Actionの感想です。
総合評価
値段的にどうしても比較されるGoProHERO7と比べると、性能が若干下の印象。画質は淡く自然だが、暗所で白飛びあり。手振れ補正は想像以上に高性能でブレが消える。240フレームでのスロー撮影も可。本体のみの防水は水深11メートルまで。GoProでもそうですが、海水だと塩が付くのでケースが付けたほうが良いです。現時点では最高性能機の部類ではありますが、あと一歩GoProに及ばないです。
ただし、DJI Osmo Actionの一番の特徴である前面液晶画面をフル活用できれば話が違ってきます。前面液晶はDJI Osmo Actionのみなので、自撮りの場面が多い人にはおすすめできます。スマホアプリでアクションカメラの映像をスマホに飛ばす機能はよくありますが、手軽さや使いやすいさでいえばDJI Osmo Actionが良いでしょう。
画質
撮影は自転車にクリップマウントで固定し、4K/30で手振れ補正有で行いました。
画質は値段に見合ったキレイな部類。GoProHERO7と比べると色が淡く明るめ。
暗い場所だと明るい箇所が白飛びする。GoProでは白飛びがなかったので、ここが弱いところ。
使いやすさ
DJIは伝統的?なのか紙の説明書に何も書いていないので、公式アプリのチュートリアルやオンライン説明書を観る必要があります。また動作させるのにスマホアプリ経由でのオンラインアクティベーションが必要なのも手間です。
売りである前面液晶への切り替えは、QSボタンの長押しです。それ以外の使い方はGoProとほぼ変わらずなじみのレイアウト。
本体は水深11メートルまで。海水だと塩が付くので防水ケースは使った方が良いです。またネジ穴もありません。
AKASO V50Proのアクセサリー・付属品
AKASO V50Proには、以下の付属品が付いています。
バッテリー1個、防水ケース、マウント2個、マウントネジ、USB Type-Cケーブル、ユーザーマニュアル