ランダムなブロックで動画を透過する動画編集ソフトAdobe Premiere Proの動画エフェクト『ブロックディゾルブ』の効果と使い方を解説します。
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この記事を書いた人：内村 航
株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師（日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等）。著書：暮らしvlogのはじめ方（朝日新聞出版）、iMovieのマニュアル本（工学社 I・O BOOKS)。
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ブロックディゾルブの効果とは？
ブロックディゾルブは、ランダムなブロックで動画を透過するエフェクトです。ブロックのサイズは幅、高さで指定できます。キーフレームを使ってトランジションアニメーションを作ることができます。
ブロックディゾルブの使い方
ブロックディゾルブは、エフェクトパネルの『トランジション』フォルダの中にあります。
タイムライン内の動画にブロックディゾルブをドラッグ＆ドロップしてください。
エフェクトコントロールにブロックディゾルブが表示されました。
ブロックディゾルブの設定項目
ブロックディゾルブには以下のような項目があります。
| 変換の終了 | この数値でブロックディゾルブをかける。例えば、キーフレームを使って100%から始め、0%で終える等。 |
|---|---|
| ブロック幅 | ブロックの幅を変更。 |
| ブロック高さ | ブロックの高さを変更。 |
| ぼかし | ブロックのぼかしの強度を変更。 |
| ソフトエッジ（最高画質） | ブロックを柔らかくする。初期設定ではチェック有。 |
ブロックディゾルブの設定方法
ブロックディゾルブエフェクトにキーフレームを打ちます。キーフレームが分からない方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連】キーフレームの使い方ブロックディゾルブの開始位置に再生ヘッドを移動させてください。
『変換終了』のキーフレームボタン（アニメーションのオン/オフ）をクリック。
『変換終了』を100%に変更。
再生ヘッドをブロックディゾルブの終了位置に移動させてください。
『変換終了』を0%。
動画を再生すると、ブロックディゾルブがかかっているのが見えます。
ブロックディゾルブの幅と高さを変更する方法
『ブロック幅』『ブロック高さ』の数値を変更してください。
ブロックの幅が変わりました。
ブロックディゾルブのぼかしを変更する方法
『ぼかし』の数値を変更してください。
ブロックのぼかしが変わりました。
ブロックディゾルブのソフトエッジを解除する方法
初期状態でチェックが入っている『ソフトエッジ（最高画質）』のチェックを外してください。
ブロックがくっきりしました。
ブロックディゾルブの注意点
ブロックディゾルブエフェクトは、シンプルなエフェクトですが、アニメーション化するためにはキーフレームを打つ必要があるので挑戦してみましょう。
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