2018年に発売された大人気の最新アクションカメラGoPro HERO7について解説します。
この記事を書いた人:内村 航
株式会社ドウガテック代表取締役。2012年より『カンタン動画入門』を運営。動画編集ソフト・アプリのレビュー本数58本。動画編集スクール取材9校。アクションカメラ17台、α7 III、EOS8000D所有。大学講師(日本文理大学情報メディア学科、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ等)。著書:暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版)、iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS)。
→【セール】動画編集ソフトPowerDirector最大28%オフ11/24(日)までクーポンコード『dougatec2024』
→カンタン動画入門のYouTubeチャンネルを登録する(Click)
アクションカメラ関連記事
- GoPro HERO10レビュー
- GoPro HERO9レビュー
- GoPro HERO8レビュー
- GoPro HERO7レビュー
- GoPro HERO6レビュー
- GoPro HERO5レビュー
- GoPro HERO4レビュー
■アクションカメラ おすすめランキング・まとめ
アクションカメラ・ウェアラブルカメラとは?
アクションカメラとは、手持ち撮影はもちろん、衣服や乗り物などに装着・固定して動画を撮影できるビデオカメラをいいます。スポーツや、バイク、車好きの方におすすめのカメラで、色々格好良い動画を撮影することができます。
GoPro HERO7のサンプル動画
購入したGoPro HERO7でさっそく旅動画を作ってみました。撮影設定は、ビデオ安定化機能が使える4K30pです。
GoPro HERO7を使ってみた感想
以下、複数のアクションカメラを実際に買って使っている私のGoPro HERO7の感想です。GoPro HERO7スペック一覧
アクションカメラランキング | 特徴 | |||||||
アクションカメラ元祖GoProの最新機種。超強力な手振れ補正機能スーパースムーズや、縦動画、なめらかなタイムラプス機能が付くなど大幅な進化を遂げた。スローモーション撮影も4k60、1080p240に対応。予算に余裕があればGoProはHERO7がおすすめ。 4K60/30/24、4k(4:3)30/24、2.7K120/60/30/24、2.7K(4:3)60/30/24、1440p60/30/24、1080p240/120/60/30/24、720p60 →専用編集アプリQuikGoProビデオエディタiOS/アンドロイド →サンプル動画(1)GoPro HERO7 撮影テスト |
||||||||
4K | 手振れ補正 | カメラモニタ | 液晶モニタ | 防水 本体/ケース | Wi-Fi/BT | タッチパネル | アプリ | |
◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇/〇 | 〇/〇 | 〇 | 〇 |
総合評価
前作GoPro6も値段のわりに驚異的な性能で驚きました。しかし、今回の7はさらにパワーアップして、超高性能手振れ補正機能がつき、さらにおすすめになりました。以前は、手振れ補正機能がいまいちだったので、手振れが気になる方にはSONYのアクションカメラSONY FDR-X3000をおすすめしていました。
しかしバージョン7になり、手振れ補正機能が強化されたので、予算がある方にはGoPro HERO7がおすすめの第1位です。
この後の新機能紹介で解説しますが、縦動画機能がついたのも素晴らしいです。これでHERO6と同じ4万円台に収まっているのが不思議でたまりません。高性能アクションカメラはGoPro HERO7で決まりです。
GoPro HERO7の新機能
見た目はバージョン5や6と変わらない7ですが、以下のような新機能が追加されました。・スーパースムーズ
超強力な手振れ補正
・タイムワープ
歩きながら滑らかなタイムラプス動画が撮影可能
・スーパーフォト
GoProが自動で最高の写真を残してくれる
・写真タイマー
・縦撮影
・ライブストリーミング
GoPro HERO7のスローモーション機能
6に引き続き、1080p240のハイスピード撮影によるスローモーション動画を作ることができます。GoPro HERO7の詳細スペック 旧バージョン比較
5~7の性能と価格比較表です。Amazonではなぜか6が5より安くなっています。また、7はAmazonよりも公式サイトが安いです。※2018/11調べ製品名 | GoPro7 Blackブラック | HERO6 Blackブラック | HERO5 Blackブラック |
イメージ | |||
購入 | |||
値段 | ¥49,800 | ¥42,500 | ¥44,000 |
発売日 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
動画 | 4K60/ 1440p120/ 1080p240等 | 4K60/ 1440p60/ 1080p240等 | 4K30/ 1440p80/ 1080p120等 |
写真 | 12MP / 30 FPS連写タイムラプス(コマ撮り) | 12MP / 30 FPS連写タイムラプス(コマ撮り) | 12MP / 30 FPS連写タイムラプス(コマ撮り) |
防水 | 防水10m | 防水10m | 防水10m |
WiFi/Buletooth | ○ | ○ | ○ |
風音低減 | ○ | ○ | ○ |
音声コントロール | ○ | ○ | ○ |
ビデオ安定化 | ◎HyperSmooth | ○ | ○ |
縦撮影 | ○ | ||
タイムワープ | ○ | ||
ライブストリーミング | ○ | ||
写真タイマー | ○ | ||
タッチディスプレイ | ○ | ○ | ○ |
タッチズーム | ○ | ○ | |
HDR/RAW写真 | ○ | ○ | |
自動編集・取り込み | ○ | ○ | |
クラウドアップロード | ○ | ○ | ○ |
位置情報取得 | ○ | ○ | ○ |
RAW+WDR写真 | ○ | ○ | ○ |
GoPro HERO7の標準/外部アクセサリー
GoPro6の標準キットはものすごくシンプルです。バッテリーと、アクセサリーケース、USB-TypeCケーブルくらいです。おすすめの外部アクセサリーセット GoPro HERO7
これだけだとGoPro7の魅力を十分に引き出すことはできません。しかし純正キットはけっこう高い!そこで海外製の安価なアクセサリーキットを購入してみました。内容は、以下の通りで2,000円台で買えるのにだいたい入っています。
1x360°回転式クリップマウント+ロングネジ
1xチェストマウントハーネス
1x腕ストラップ
1xミニ三脚
2x三脚マウントアダプター
2xベーシックマウント
4xロングネジ
2xショートネジ
2xカーブマウント(曲面)
2xフラットマウント(平面)
5xカーブマウント3M粘着パッド
5xフラットマウント3M粘着パッド
1xリストストラップ
2x +3M粘着パッド
2xJ型フックバックル
1xアダプター(ショート)
1xアダプター(ロング)
1x360度回転自転車ハンドルバーマウントホルダー
1xロールバーマウント+ロングネジ
1xフローティンググリップ+固定ロープ+ロングネジ
1xヘッドストラップ
1x拡張可能自撮り棒
1xバッグ
1x吸盤
色々試しに使ってみましたが、まったく問題なく使うことができました。Amazonのレビューコメントでも、「この品質と量で、2,000円じゃ利益でないだろう、心配だ」という心配する声が多数あるくらい評価が高いです。
おすすめの防水ハウジングケース GoPro HERO7
また、GoPro7は防水ケースなしで10メートルまで耐えることができます。しかし、本体の各種フタの締めがゆるく、浸水するケースもあるようです。心配な場合はオプションの防水ケースがおすすめです。しかし正規品の場合は、GoPro7本体のレンズカバーをはずさないと防水ケースと取り付けることができません。せっかく防水カバーがついているのに、ちょっと不安です。
そこで、おすすめなのはディヤードの防水ハウジングケースです。レンズカバーそのままで装着でき、防水機能は45メートルまでアップ。値段も公式正規品の半額。
おすすめのバッテリー・充電器セット GoPro HERO7
さらにGoProに絶対必要なのが予備のバッテリーです。純正バッテリーでフルHD1080p60で撮影した場合100分程度です。しかし、ビデオカメラのバッテリーは突然からっぽになるケースがあります。グアムで色々使ってみて、体感的には純正バッテリー1本で60分あるかないか、という印象でした。スーパースローなど使わなければ100分持つかもしれません。そこで、おすすめなのが予備バッテリーです。純正とほぼ同容量のバッテリ-2本と、3本同時充電が可能な充電器がついて3,000円台で買うことができます。
もちろん純正バッテリーも充電可能です。
ケーブルはUSB-TypeC。
ただしこのバッテリー、稀に100%充電されているのに起動・録画時に「バッテリーが0%です」と警告がでることがあります。その場合は一旦電源を落とすと、実際の容量が表示され問題なく使うことができます。値段を考えると、そこまで気になる問題ではありませんが、予算に余裕がある方は純正バッテリーがおすすめです。